将棋の終盤の戦い方

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終盤で対局を有利に進めて勝ち切るための戦略の基本を、一局の対局を通して紹介します。
終盤はどちらが相手の玉を先に詰ませるかの競争です。
詰むか詰まないかの読みと、守るのか攻めるのかの判断が勝敗を分けます。

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相手玉の守り駒をはがす

終盤は駒の損得よりも速度が重視されます。
そして、価値の高い駒を取るよりも相手玉を追い込む事が重視されます。
そのためにはまず、相手玉の守り駒をはがしていきます。

図は中盤の最終手です。
後手角が先手銀との交換をしつつ、王手をかけました。
角と銀の交換なので後手は駒損ですが、先手玉の囲いを崩すことで「玉を詰ます」という点で有利になりました。
ここから後手は先手に守る隙を与えないよう攻め続けなければなりません。

持ち駒を使って相手玉に迫る

盤面上の攻め駒と、盤面のどこにでも打つことのできる持ち駒を上手に組み合わせて相手玉に迫っていきます。

後手が龍を軸に、持ち駒を使って先手玉の守り駒をはがしていきます。
先手は玉を詰まされてしまわないよう、苦しい状況の中、持ち駒を打って玉を守り切っています。
先手玉は後ろから追われているものの、前にスペースがあるので即詰みはなさそうです。

相手玉を詰ます

最後は、どちらが先に相手の玉を詰ませられるかのスピード対決です。
将棋は先に相手玉を詰んでしまえば勝ちなので、どちらが先に相手玉を詰むのかを計算した上で次の一手を決めます。
そして、確実に相手玉を詰ませられる場合は、駒を全部失ったとしても相手玉を詰めにいきます。

158手目

図は先手番です。
先手玉は詰まされないように受けながら反撃を行い、後手玉の囲いを突破しました。
ただし、先手玉は龍と角に睨まれていて、後手の攻めを受けないと詰まされてしまう苦しい状況が続きます。

215手目

図は後手番です。
先手は玉を詰めろを避けながらなんとか一矢報いましたが、後手玉を詰めるには駒が足りません。
対して後手は、この局面から先手玉を詰めることができます。
詰みまでの手順については、ページ最後の棋譜をご覧ください。

終盤を通じて

この対局は後手の勝ちとなりました。
後手が中盤までの優位な流れをそのまま活かした一局となりました。

終盤になってくると「以前見た局面と全く同じ」という局面に出会うことはほぼありません。
そういった場面で対局を有利に運ぶためには、実戦経験を積んで、先を読む力をつける事が必要です。
そして終盤で勝ちきるには、詰将棋の問題を解くことが一番の近道です。

ここまでの対局を棋譜で復習

紹介した終盤の棋譜をご覧いただけますので復習にご利用ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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戦略
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