ルール

将棋の「序盤」「中盤」「終盤」とは?

序盤

序盤というのは、お互い王の囲いを作っていて駒がぶつかり合ってない状況を表します。
戦う前の静けさですね。

序盤の駒組みが、中盤、終盤での指し方に影響を与えるようになるので、とても大切です。
相手がどういった戦法で攻めてくるか見極めながら、できるだけ優位になるような陣形を作るようにしましょう!

序盤では、どちらの方が優勢などといったことはありません。

参考 : 将棋の有名な囲い方

中盤

相手と自分の駒がぶつかり合って、激しい攻防が行われるようになるのが「中盤」です。
戦(いくさ)が始まったといった感じでしょうか。

中盤の攻防で、どちらの方が優勢かが分かってきます。
自分の頭をフル回転させて、駒の損得を考え少しでも相手より優位に立てるようにしましょう。

終盤

終盤では一手の判断が勝敗に直結する戦いになりますが、実際のところ中盤と終盤の境目はとても曖昧です。

ここまで来ると、駒の損得より相手よりいかに早く寄せられるか(詰ませられるか)に意識を集中させます。
終盤で勝ち切ることができるかどうかは、つまり詰みを見つけられるかどうかです。
これは詰将棋などで鍛えることができます。