ルール

銀の動き方と効果的な手筋

銀は攻めにも守りにも使えるとても使い勝手のいい駒です。
2枚ある内の1枚は攻めに、もう1枚は守りに使うというケースが多いですね。

攻守ともに使い方を勉強しましょう!

概要

駒の名称
読み方 ぎん
成駒 成銀(なりぎん)
駒の強さ 5点(※成駒は6点)
長所 前後ろ、すべての方向の斜めに動かすことができる
短所 横、後ろに動けない
銀の格言 ・攻めは銀、受けは金
・銀は千鳥に使え
・桂頭の銀定跡なり
・銀は成らずに好手あり

銀の動き方

左右と後方以外の場所に1マス動かすことができます。
守りにも攻めにも使用されるとても使い勝手のいい駒です。

成銀の動き

銀が敵陣に入ると、成銀に進化することが可能です。
動きとしては金と同じになります。

銀の手筋

手筋とは、駒の効果的な使い方やテクニックのことです。
覚えておくと、それだけで有利に試合を運ぶことができたりします。

銀の駒の特性を活かした手筋を見ていきましょう!
有名な手筋が多いです。

桂頭の銀

「桂頭の銀定跡なり」という格言もあるように、桂馬キラーとして力を発揮するのが銀です。
桂馬の跳ねる先をすべて受けることができ、かつ、隙きあらば桂馬を取ることもできます。

割り打ちの銀

割り打ちの銀は銀が両方の斜め後ろに動ける特性を活かした手筋です。
斜め後ろに動ける駒は王様と角以外にありませんから、多くの駒の弱点ということになります。

金と金の間に割り打ち

飛車と金の間に割り打ち

腹銀

腹銀は、1手先や数手先を見越した手筋のためちょっと難易度が高いですが、覚えておくと終盤に有利な場面を作ることができるようになります。
名前のとおり、王様の脇腹のあたりに銀をへばりつけます。王手にはなりませんが、王の動きを制限させる役割です。

角とのコラボ

桂馬とのコラボ