戦法

両取りの5つのパターンを覚えよう!

両取りのパターンを覚えよう!

将棋には駒の強さがあり、序盤や中盤は駒得を目指して指していくのが一般的です。
参考 : 将棋の駒の強さを知る!

駒得を狙う上で絶対に覚えておきたいのが、両取りできるパターンです。
代表的なのが、角を使った王手飛車とりです。次のターンで王様か飛車が必ず取れるという手ですね。

このように、弱い駒で次のターンにどちらかの強い駒を奪うことができる手を紹介していきます。
両取りのパターンを覚えて、少しでも序盤、中盤を有利に進めましょう!

王手飛車取り

王と飛車を角で狙います。
痛恨の一撃ですね。

この例以外にも局面によって王手飛車取りの場面は潜んでいることが多いです。
対局中はよく盤面上を確認して、王手飛車の隙があれば逃さないで打ってやりましょう!

金や飛車の底から銀

金の斜め後ろに下がれない特性を利用して、銀を底から打ち込んでやると、どちらかの金を必ず取ることができます。

飛車にも有効的で、飛車と金の間なんかにもよく使われます。
たいていは飛車が逃げますが、相手の陣形を崩す意味でも効果的です。

金と飛車の中に銀

先ほどと似ていますが、今度は飛車が斜め上に進めない特性と、金が斜め後ろに戻れない特性を利用した両取りです。
金と飛車が斜めに配置されている場合に、銀を真ん中に打ち込んであげましょう!

桂馬を当てる

両取りといえば桂馬ですね。
「ふんどしの桂」と呼ばれる手筋になります。
桂馬の跳ねる先に駒があれば両取りが成立します。
相手の駒に桂馬があるときは打ち込まれる好きがないか常に注意したほうがいいでしょう。

香車で突き刺す

「田楽指し」と呼ばれる手筋です。

桂馬や角など上に動けない駒の上に香車を置くことで、
その縦に並ぶラインの駒のどれかを取ることができます。

このように角や桂馬など前に進めない駒の上から香車で突き刺す技はかなり有効です。